IPFbiz

知財・ 会計・ビジネスニュース

2018年の振り返りと、2019年の抱負

   

一年の計は元旦にあり!

私の好きな言葉です。昨年の振り返りと今年の目標を、しっかり言語化しておこうと思います。

2018年の振り返り

まず、独立開業から丸3年経ちました。

3年前のちょうどこの時期に、お台場のオフィスを成田さん達と一緒に借りて、場所をどう区切るか協議しながら机を並べていたのを懐かしく感じます。

当時は、まさに「冒険」という感じで、わくわくする日々でした。今は流石に冒険という感覚はなくなり、組織をどう成長させていくかという戦略を考えなければならない立場ですが、当時の「わくわく感」を、この休暇の間にもう一回思いだそうと思います。

 

2018年は様々なことがありましたが、一番大きな変化は安高特許会計事務所⇒IPTech特許業務法人への「法人化」です。

実質的には二つの意味があり、一つは、個人事業主としての活動ではなく、IPTechという「箱」を作って、その箱をどう成長させていくかという共通目標をメンバーで持てるという点。

もう一つは、COO/副所長の湯浅さんの参画。

特に二つ目は大きくて、どれだけ意識をすり合わせても、従業員と経営陣とでは視点がずれてしまいます。その中で、同じ視点を持ち対等な立場の人と議論できるのは、私の精神衛生上すごく楽になりました。もちろん実務の面でも、私が苦手としている管理領域をガツガツと進めてくれた。

面白いことに、二人で話していると結構意見分かれるんですが、湯浅さん含めて3人以上で話していると、その中では大体同じ意見になるんですよね。つまり、大枠の考えを共通にしつつ、細かいところではしっかり議論できているんだろうなと思います。

 

あとは、クライアントの拡大。

クライアントや、クライアントを紹介頂ける方などの「人」には本当に恵まれていると感じていて、2018年も順調に良いクライアントが拡大しました。

その中で、クライアントの層として、スタートアップ系と、比較的大きなIT企業系という2つのターゲットが明確化しました。

昨年は特許庁の施策もあり、スタートアップの知財活動が注目される年になったと思います。そのような環境になる少し前の2016年からスタートアップに注力して特許事務所を立ち上げていたという幸運と人に恵まれていたということで、かなり良い筋のスタートアップの案件をやれる立場になりました。

また、後者のターゲットについては、きっかけはご紹介ですが、この規模の企業知財部の起ち上げに長けている湯浅さんの参画によって、活動が一気に本格化しました。

これまで通りのスタートアップの中での拡大と、それと若干異なる大き目な規模のIT系企業へのターゲットの拡大という二つがありました。

 

また、人の拡大(と入れ替わり)

従業員が辞める時は、毎回寂しく思うし、反省します。

2018年後半は採用活動を頑張った時期で、その頑張りが2019年1~4月の採用へと実を結びました。能力だけじゃなく、やる気も高いメンバーが集まってきますので、4月の体制になるのが今から楽しみです。そういうメンバーが他のメンバーも引っ張って、組織としての成長を実現する楽しい環境にできればいいなと思います。

 

最後に、このブログ。

一昨年から1年強ほど休んでいましたが、2018年後半から復活しました。

思いきりの強い性格なので、やるときにはめっちゃ更新して、それが出来ないときには思いきって休むという感じでしたが、
2019年は、疲れない程度にちょくちょく、更新していこうと思います。

 

2019年の抱負

売上や採用などの定量的目標は、別途経営陣で議論しますので、ここでは気持ち的な、定性的な抱負を。

中長期的なビジョンとしては、スタートアップとIT系という軸で、最強の事務所になること。
そのうち、スタートアップ×知財で最強の事務所というのは、具体的に見えてきている目標だと感じています。

ポイントは、組織化。組織としての力。
これまでは私がすべての案件のフロントに立って、全案件しっかり管理してましたが、むしろ良いメンバーを集めて、ノウハウをフィードバックして、強い組織にしていく。そういう気持ちを持とうと思います。

その中で私個人としては、もうちょっと外での活動を増やそうかなと思います。
これまではリソース不足で、案件を紹介されても受任できず、お断りしなくてはいけなかったりする事情があって、特に昨年は積極的なマーケティングを控えて閉じこもってました。
今年は体制がしっかり整いそうなので、その分、特に4月以降は、外に出るようにして、柄ではないですが業界全体を良くするという意識も少し持とうかなと思います。

ということで、2019年の目標は
・組織を強くすること
・外にたくさん出ること
の2つです!あとは、変わらないこととして、「楽しく」やり続けていこうと思います。

みなさま、今年も変わらずよろしくお願いします。

 - 特許

ad

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

プロダクト・バイ・プロセス・クレーム 明確性要件に関する審査基準と今後の審査の進め方・判断

プロダクト・バイ・プロセス・クレーム(PBPクレーム)の最高裁判決が出て、知財業 …

パテントトロール対策団体の比較 ~LOTネットワーク設立~

グーグル、キヤノン、SAPなどにより、 特許連合「LOTネットワーク」が設立され …

パテントトロールは悪か? ~特許の適正価値とアービトラージ~

これまでこのブログでも、パテントトロール関連の記事をよく取り上げてきましたが、業 …

グリー対Supercell特許訴訟の解説と、明細書・クレームの書き方の注意点

グリー対Supercellの「クラクラ」特許訴訟について、原告である特許権者グリ …

湯浅竜×IPFbiz ~知財教育と最強の知財マン~

対談シリーズ第13回目は、弁理士の湯浅竜さんです。前回の野崎さんからご紹介いただ …

攻殻機動隊×知財 【セミナー紹介】

面白そうなセミナーの紹介です。皆さん、攻殻機動隊 REALIZE PROJECT …

no image
特許審査官の評価

審査官が誰に当たるかによって、審査の厳しさや、面接を受けてくれるか、補正案を見て …

知的財産推進計画2015
「知的財産推進計画2015」の骨子案について

日経新聞から、「知的財産推進計画2015」の骨子案について報道されていましたので …

STAP細胞、特許審査へ 登録の可能性は

STAP細胞の特許出願、いずれ取り下げられるか、少なくとも国内移行はされないだろ …

サーチャー酒井美里×IPFbiz ~特許調査のプロフェッショナル~

対談シリーズ第10回は、スマートワークス(株)代表でスーパーサーチャーの酒井美里 …