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知財コンサルタント野崎篤志×IPFbiz ~知的財産のコンサル・アナリストとは~

   

対談シリーズ第12回目は、ランドンIP日本支社シニアディレクター(日本事業統括部長)の野崎篤志さんです。

野崎さんは日本技術貿易(NGB)のIP総研時代から、知財アナリストの第一人者として知られていましたが、3年前にランドンIPが日本支社を設立する際に日本のヘッドとして転職、各種セミナーや大学でも活躍されています。

野崎

これまでのキャリア

安高:野崎さん、よろしくお願いします。ランドンIPに移られたときは驚いたのですが、NGBも長かったんですよね。まずはこれまでの経歴について簡単に教えていただけますか。

野崎:NGBには2002年から2012年まで、丸10年いたことになりますね。まずは何故NGBに入ったかというところからお話しようと思います。

安高:ぜひ、その辺から教えてください。

野崎:もともと、特許とか知財業界に入ろうと思ったわけでは全くないんですよね。どちらかというとシンクタンクや外資系コンサルとか、あるいは銀行のアナリスト業などを志望していたんですよ。大学では衝突噴流の実験をしていたのですが、エンジニアは自分には向いていないかなと思っていて、それなら好きな調査・分析ができる仕事に就こうと。
就職活動が始まったのが2001年ですが、当時はまだ紙媒体での就職雑誌があって。それをぱらぱらめくっていると、後ろの方の「その他コンサル」というカテゴリーにNGBがあったんですよ。業務内容に調査・分析とあったので、面白そうかなと応募してみたら、内定を頂いてしまって・・・、入ったという感じです。NGBにいらっしゃった大学の先輩にもいろいろと相談はさせてもらってはいたのですが。

安高:当時のNGBはどんなイメージだったんですか?最近はIP総研の存在感も大きいですが、昔は外国出願や年金管理が今よりも大きい感じでしたか?

野崎:いや、そんなに業態としては変わっていないと思いますよ。新入社員のころは自分の部署だけでいっぱいいっぱいで他部署のことまで目が回っていなかったので、よく分かっていなかったというのが正直なところです。ただ翌年2002年2月に当時の小泉首相の知財立国宣言があって、NGBへの応募者が激増したそうです。私は就職活動時に特許や知的財産に興味をもっていたわけじゃなかったので、翌年だったらNGBに採用されてなかったかもしれないですね(笑

 

NGBでの業務と転職の理由

安高:NGBではどのような業務をされていたんですか?

野崎:基本的には無効資料調査や侵害防止調査などの特許調査や特許分析・パテントマップ作成などですが、10年の間に、大きく3つのフェーズがありました。
入社1年目の後半に、技術動向調査の案件があって、これがご好評いただいて、繰り返し動向分析の案件をやっていました。これが第1フェーズですね。
第2フェーズは、新規事業開発の特命担当みたいな、新しいビジネスを作るという企画をやっている時期がありました。あまり上手くいかなかったんですけど(笑
そして第3フェーズは、虎ノ門にあるK.I.T. 金沢工業大学のビジネススクールに行っていた前後ですが、管理職になって、グループのマネジメントをするということですね。

安高:なるほど、それでランドンIPに転職するきっかけは何かあったんですか?

野崎:なんで転職したかというと、こう言うとつまらないかもしれないけど、キリがよかった、ちょうど10年やったというのがまずあります(笑
石の上にも三年だと思っていて、各フェーズもそれぞれ約3年ずつあり、本当に色々な経験を積ませていただきましたし。中でも管理職の経験をさせていただいたことには非常に感謝しています。
あとは、ランドンIPとは以前からお付き合いがあったのですが。それで今のCEOから、日本オフィスを作るから、日本オフィスのヘッドのポジションをやらないかと誘ってもらったというのが直接のきっかけです。日本オフィスをゼロから作るという経験は、この業界だとなかなかないでしょうし、せっかくのチャンスですので、お受けしようと。

 

現在の業務 ランドンIPの拡大

安高:NGBでは、無効資料調査や侵害調査などに加えて、動向調査のようなことをやられていたと思うんですが、ランドンIPでもやっている業務は近いんですか?

野崎:そうですね、調査・分析サービスがメインなので。あとはセミナー・講演とか、業務内容としては大きく変わらないです。
ただランドンIPではオフィスのヘッドなので、米国本社と円滑にコミュニケーションを取るためのワークフローの策定だとか、見積書・報告書・請求書のテンプレートを作ったりとか、マネジメントというか雑務というか、そんな仕事が最初の方は多くを占めましたが、本来業務としては変わらないですね。
まぁ、最初のころは仕事というよりも英語でかなり苦労しましたが(苦笑

安高:ランドンIPって、外からは、例えばウェブサイトなどからはあまり情報が分からないのですが、規模としてはどのくらいですか?

野崎:グローバルでは米国本社、ロンドンオフィス、上海オフィス、インドのグルガオンオフィスがあって日本オフィスも含めて約200名程度の規模です。
日本オフィスは、現在私を含めて15名で、3月9日に3名入社するので、トータルで18名になりますね。3年前、元々は3名からスタートしたので、とてもダイナミックに成長しているのを実感していますよ。

安高:それは急成長ですね。どういう方が入っているんですか?

野崎:前職としては企業の知財部門や研究開発部門、特許事務所、調査会社など様々です。ポジションとしては、クライアントと打ち合わせをして見積書を作成したり、各プロジェクトの管理をするテクニカルリーダーと、アナリスト、一般的に言うサーチャーの2つのポジションに分かれています。

安高:それは、職種の違いですか?

野崎:ええ、職種の違いですね。アナリストは特許や文献調査に集中してもらって。テクニカルリーダーは、公報を1,000件とか読み込むわけでなく、営業だけに専念するわけでもなく、検索式の作成や案件の品質管理、クライアント先でのプレゼンなど、コンサルでいうプロジェクトマネージャーのようなものかと思います。

安高:急成長されているのですが、広く営業しているんですか?

野崎:そうですね、もちろん特許情報フェアには昔から出展しているし、直接の営業活動や、セミナーなども行っています。ただ調査や分析のサービスは「どうですか?うちの調査良いですよ!」って営業に行ってすぐに案件をいただけるわけではないので、地道な活動が重要だと思っています。ただ、まだまだ日本市場における成長の余地はあるかなと思っています。

安高:ランドンIPでも、動向調査のようなものも多くやっているんですか?

野崎:案件の数としてはそんなに多くはないんですが、実感としては結構多い方なのではないかと思います。動向調査といってもパテントマップなども作るようなものから、お客様の方で詳細分析・解析していただくための基礎データベース作りまでいろいろな種類がありますね。

 

知財コンサルとは

安高:ちょっと話を変えて、「知財コンサル」ってなんぞや?みたいな話をしてみたいのですが。野崎さんも知財コンサルタントという肩書ですよね?

野崎:プロフィールには、リサーチ/コンサルティングに従事している、とはよく書きますね。最初知財コンサルタントって書いていたのですが、ちょっとおこがましいなと思って、知財アナリストに変えたつもりだったのですが、まだツイッターのプロフィールとか知財コンサルタントのままでしたね(笑
多分、人によって、知財コンサルの考え方ってそれぞれ違うと思うんですが。コンサルって、基本的には何かしらお悩みを解決するものだと思うんですよ。
知財のコンサルって言うと非常に広い概念だけど、通常のシンクタンクなんかでもコンサルタントの専門は細かく分かれていますよね。知財の中でもそうだとすると、私は調査・分析や情報活用の専門家という点でのコンサルタントだろうと思っています。

安高:私も前職では一応、知財コンサルタントという肩書きだったのですが、いわゆる経営コンサルのようなものと比べると、調査・分析が主になりますし、知財のコンサルって何なんだろうなーと思ったりします。

野崎:知財というもの自体がスペシャルな、特殊な部分がありますからね。技術戦略コンサルタントというと分かるけど、知財戦略コンサルって言うと、何やっているんですか?っていうね。ちょっと曖昧模糊な感じがします。

安高:弁理士会なんかでも、弁理士の新しい業務として知財コンサルは以前から重要視されているのですが。なんというか、弁理士会が目指している知財コンサルって、無理に弁理士が経営部分を目指しているような気がしちゃいます。

野崎:大企業が量から質に転化して日本特許庁への出願件数が減っているなか、弁理士が中小企業をターゲットにするなら、特許ってなんですか?それってお金になるんですか?とかいう中小企業の経営者に話をしていかないといけないんですよね。
そうすると、ある程度経営感覚を持っていないと、そういうところに行って支援できるところが、なかなか価値がないんじゃないかとは思います。だから経営的な考えを身に付けるのは間違ってないと思いますよ。

安高:なるほど。

野崎:まあ、経営コンサルは経営コンサルでいるし、弁理士で中小企業診断士のような資格を目指す人もいますが、そんなに実務ですぐ使えるわけじゃないと思います。実際は、外資系コンサルティングファームとかで経営コンサルの経験を積んで知財業界に戻ってくる人が増えたほうが、業界としては活性化するのかなとは思います。
現在、知財ビジネスアカデミーというところで講義を持たせてもらっているんですけど、私の講義は知財系なのですが、それ以外はMBA系なんですよね。それはそれで悪くはないけど、実際に学習した後に実戦経験がつめる場があるかというと、なかなか無いのかなという気はしてしまいますよね。

安高:無理に経営視点に立とうとするよりは、それぞれの専門家としての本分・本業があるので、権利化をやっている弁理士だったら、どういう発明をどのように権利化するかという点で相談に乗ればいいし、調査・分析担当ならどういう調査をどのような観点で調査すべきかという。コンサルという言葉を使うとかっこいいけど、それ自体は古くからやっていることで、自分の専門領域をしっかりやることのほうが重要なのかなと思ったりはします。

野崎:出願なら出願!調査なら調査!という考え方よりも、今後は取った特許をどう活用するかとか、利活用の部分の理解をしていったほうがいいのかなとは思っています。

 

特許動向分析について 

安高:知財コンサルという文脈の中でお聞きしたいのですが、特許の動向調査なんかをした場合に、そのデータからどこまで踏み込んだコメントというか、アドバイスなり提言なりが出来るかというのって、難しいところだと思うのですが、この辺いかがですか?

野崎:そうですね、動向調査でも主に2パターンあって、お客様に何か特定の目的があって、例えば新規開発テーマを決めるための動向調査のような場合と、もっとラフに、このテーマの動向や競合他社の出願状況を知りたいというような場合がありますよね。
後者のほうで言うと、あくまで客観データなので、それをどう見るかというのはあっても、クライアントが直接これでアクションを取るわけでもないので、踏み込んだものはあまりないですよね。もちろん、非知財情報なども調べて、お客様にとって将来脅威となるような要因について可能な限りレポートに盛り込むようにはしますが。
前者の場合は、ヒアリングをしてやっていくんですが、最終的に案件に関する技術的な知識に一番詳しいのは当たり前ですがクライアントであって、我々の強みはどのように情報を分析・加工して可視化していくかという点なので、技術的にこういうほうが良いですよとかいうことは、本当の詳細なところまでは踏み込めないのが正直ベースなところですかね。

安高:無理に、技術・経営視点での踏み込んだアドバイスをするより、アナリストとして
適切な客観情報を提供するほうが良いだろうということですね。

野崎:ええ、クライアントとしては、知財部門と研究開発部門の方々が多いです。研究開発部門から直接案件を頂く場合は、詳しく話を聞きながら進めていくのですが、知財部門がお客様の場合は、その後ろにエンドユーザーとしての研究開発部門がいるんですよね。この場合は、知財部門で話を噛み砕いて研究開発部門に伝えていくので、我々の方にそこまでの突っ込みを求められていないというケースもあるように思います。
ただ、私自身は事業会社での経験、技術者としての経験がないので、そこまで突っ込んだ技術的な議論はできないと自覚していますが、当社のスタッフでは技術者としての経験が豊富なスタッフもいますので、そういう方々は専門分野であればそういったリクエストにも対応していけると考えています。

安高:ちなみに、これは興味なのですが、動向分析にはどのようなツールを使われているんですか?

野崎:Excelですね。

安高:Excelですか!これは意外。何か専用のツールを使うということではないんですね?

野崎:ええ、以前にExcelでマップを作るという本を書いていて、Excelで基本的なことは出来ちゃうんですよ。

安高:それは逆に凄いですね。

野崎:特許分類とかキーワードを組み合わせて分類項目へ機械的に展開するのをExcelの関数でやって、それでピボットテーブルやグラフウィザードでマップ化していきますね。もちろんほとんどの分析案件では1件1件アナリストが公報を読んで関連度の判定と分類項目への展開を行っていますよ。ただ、予算が限られている場合とか納期が限られているときには、Excelのやり方が有用です。1,000件分析するのも10,000件分析するのもあまり変わりませんから(笑

特許情報分析とパテントマップ作成入門 野崎篤志 (著)

ポータルサイト、よもやま話など情報発信活動

安高:話は変わりますが、野崎さんはHPを作ったり、UstreamやYoutubeでの知財よもやま話など、情報発信も積極的にやられていますよね。

野崎:情報発信というか、なんでしょう、情報を整理してまとめるのが好きなのかもしれません。
大学のときにも個人のHPを持っていて。研究に絡めて、レイノルズ数とか無次元数についてまとめたサイトなんかを作ったりしていました。これが結構見られていたりしたんですよ。

安高:またマニアックなサイトですね(笑

野崎:NGBに入ってすぐは、そういうことも出来なかったのですが、2年くらい経ったところで、やっぱり特許の調査なんかをするときに、技術テーマごとに色々なサイトを調べるのですが、しばらく経ってまた同じようなテーマをするときに、また同じような情報源にあたるのって時間の無駄だなあと。だから自分にとって使える情報を整理してまとめようという趣旨で、HPを作りました。検索や調査に関するまとまったサイトも他に多くなかったですし。
知財関係の本なんかも、しっかりとしたカテゴリーで整理されたサイトってあまり無いんですよね。Amazonも知財系のカテゴリは「発明・特許」しかないですから(笑
だからポータルサイトのようなものを目指して、ということですね。

安高:そのポータルサイトは今でも継続されているんですか?

野崎:更新は多くないですが、一応生きていますよ(笑
サイトを作るにしても、本業でやってるわけじゃないので、フロー系のコンテンツは無理だと思って。大坪さんが運営されているパテントサロンのようなものとは全く違う、スタティックで、検索で見てもらって満足できるようなサイトを作ろうと思って作りました。
そうしたら、オープンから1週間でヤフーのカテゴリーに登録されたんですよ。

安高:それは凄い。ポータルサイト以外には何かありますか?

野崎:あとはメルマガもしていますね。最近は忙しくて止まってしまっているんですが、読者数は約1,700名いて、「特許電子図書館を使った特許調査のコツ」というものです。

安高:知財よもやま話は?ブログやメルマガなんかを発信しているものはよく見ますが、動画でというのはとても珍しくて、面白いと思ったんですよ。

野崎:これも友人からヒントをもらって、面白そうだからやってみようという感じでしたけどね。メルマガ書くのは大変だけど、しゃべるんだったらその時間だけで済むし。
本当はニコニコ動画のようにインタラクティブにやりたかったのですが、それはあまり上手くいかなかったですね。リアルタイムの視聴者数があんまり多くないので(笑
でもこういうのは、続けることが重要だと思っています。

 

今後の展望

安高:野崎さんの今後の展望や野望を教えてください。

野崎:まず、ランドンIPということで言うと、日本全国へ展開して、いろいろなお客様にサービスを提供していきたいというのがあります。いろいろなお客様とお付き合いさせていただけるのは非常に楽しいですから。
後は、日本の特許情報は海外からは言語の壁などもあってアクセスしにくいので、海外企業にもっと日本の特許情報を活用して欲しいという思いはありますね。無効資料調査とかじゃなくて、日本が進んでいる技術分野の技術情報源として。日本の特許も凄いものがありますよ、と。
あとは、ランドンIP日本オフィスの社員のみなさんが、より楽しく、やりがいを持って働けるような環境を整備していきたいですね。

安高:考えていることが完全に社長ですね。野崎さん個人としてはいかがですか?

野崎: 何かキャリアプランがあるかというと、全くないんですよ。ランドンIPからお声掛けいただく前は、転職するとも思ってなかったですし。
クランボルツの「Planned Happen Stance Theory」という考え方があって、一見恵まれたキャリアを築いている人っていうのは、実際にそこまで計画したかというとそうではなく、たまたま機会に恵まれたというものが多いということです。日本語で言うと「計画的偶発性理論」ですね。
もちろん、いままでいろいろな方と知り合うことができて陽に陰に支えていただいているおかげだと思っています。
なので、あまり自分でキャリアをどうしようとかいう考えは持たずに、なるようになるかと思っています(笑

安高:なるほど、あまり具体的なキャリアプランを持って行動するのではなく、現状のことをしっかりしながら構えるということでしょうか。

野崎:そうですね。まぁ、なるようになる、ですね。あと個人的な面ですごい大枠でいうと、最終的には独立したい想いが無いわけじゃない。とか言うと社員がびっくりしちゃうかもしれないけど(笑

安高:それは会社の人は驚いちゃう(笑

野崎:でも、こう見えても臆病なので。独立するにしても、お客さんがつかないと食っていけないですからね。ランドンIPでゼロからの日本オフィス立ち上げという、なかなか得難いチャンスをいただいたので、それであればそれがその時の流れなのかな、と。なので、本当に自分のキャリアについてはあまり真剣に考えていないんですよ(笑

安高:最終的な理想像とかはありますか?

野崎:東京理科大学院のMIPでも非常勤で講義を担当させてもらっているのですが、講義したり、研究したり論文書いたりするのが好きなんですよね。だから、大学の教授をしながら、企業へコンサルさせていただくとか、そういうのが出来たら理想ですね。

 

 

野崎さん、ありがとうございました。
はじめてお会いしたのですが、野崎さんは話が面白い方で、文章でそれが伝えきれないのが残念です。

また野崎さんから、この対談シリーズを「いいとも方式」でやっていくというヒントをもらいました。これから出来る限りは、いいとも方式=次の人を紹介してもらうやり方で、続けていこうかなと思います。
もちろんそれとは別に、急にお願いさせて頂くこともあると思いますが。

 - 知財戦略

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