知財系キャリア相談会について
今年の5月から、知財系のキャリア相談を無料で受け付けています。
知財系のキャリア相談を無料で受け付けています。
— 安高史朗 Shiro Ataka|スタートアップ知財 (@ipfbiz) June 13, 2022
・特許事務所、企業知財の転職
・独立の相談
・資格、スキル等の勉強
・未経験からの知財業界
・キャリアプランの壁打ち、などなど
空いている枠に直接申請してください。
オンラインMTG、匿名OK、顔出し任意です。https://t.co/tHAK9B5U4a https://t.co/z3TczH07L6
これまで30人くらいの相談に乗って、共通する相談事項なども見えてきたので、よくある質問についてまとめてみようと思います。
前半がこのキャリア相談会自体について、後半がキャリアのよくある質問についてです。
どうやって申し込んだらいいの?
Googleカレンダーの拡張機能を使っています。
こちらのリンク先から、空いている枠に直接予約してください。それだけです。
申し込み資格などありますか?
特にありません。知財系のキャリアの相談なら何でもOKです。
これまでの相談に来られた方も、学生さんから60歳過ぎの方まで、バリバリ実務やってる方から知財ほとんど知らない方まで、様々な人がいました。
なんでこんなことやってるの?自社のリクルート目的なの?
わりと本心から、趣味の人助けでやってます。なので忖度なく率直なアドバイスしてます。
自分の事務所のリクルート目的ももちろんなくはないですが、ほとんどの相談内容において関係ないので、気にしなくて大丈夫です。
知財業界のキャリア悩み実情を知れるということで、私にとっても価値ある時間です。
相談に乗ってくれるあなたはどんな人?
こんな経歴で、知財業界を転々としていて、採用面接も100人以上はしているので、知財業界についてはそこそこ詳しいです。
未経験で知財業界に入れますか?
一番よくある質問ですが、ぶっちゃけ人によるかなと思います。
未経験で知財業界に入る(転職する)ときに、見られる要素としては、たぶん上から、
・技術的バックグラウンド、専門性
・若さ
・その他のポテンシャル(地頭の良さとかモチベーションとか)
・弁理士試験
・その他の特出能力(英語力とか、法律知識とか)
上の二つを満たしていれば余裕です。どちらも満たしていないと、まあまあ大変だけど、無理ではないと思ってます。
転職の時に注意すべきことは?
これもよくある質問ですが、自身の状態によることが多いので、よかったら直接聞いてください。
例えば、未経験で最初に特許事務所に入るときは、給料などの待遇よりも、自分が一番成長できそうな教育機会を得られるのはどこかという観点で選んだ方がいい。
とか
企業知財と特許事務所どっちがいい?
どちらも良いところがあって、その人次第なので、
こちらの記事読んでください!
弁理士資格はとるべき?
これもその人の状態次第なので、一般論では語れないです。
私はまあ、ずっと知財業界にいるなら、できるだけ取ったほうがいいこと多いとは思ってますが。
弁理士試験勉強中ですが、先に転職すべき?
ぶっちゃけると、すぐに合格しそうな人なら勉強に集中できる環境のうちにさっさと取ったほうがいいし、時間かかりそうな人なら先に転職しちゃった方がいいかなと思ってます。
文系学生から知財業界に入るには
知財専攻の学生は文系が多いのに、知財業界で働いているのは理系が多いというのは、捻じれちゃってると思います。
特許でやっていきたいなら、まだ若いので、技術を勉強することに抵抗がなければ問題ないし、
意匠商標などを専門にするという道もあるので、
大きな問題はないんだけど、ちょっと注意は必要。
あと、著作権は、知財ど真ん中というよりは、法務・弁護士の専門というのにも注意が必要。
知財コンサルに興味があります
知財コンサルって便利な言葉で、人によって指している内容が違ったりするので、知財コンサルという言葉を使わずに表現すると、具体的にやりたいことや行くべき場所が見えると思います。
知財業界って将来明るいの?
事実として、国内特許出願件数はずっと減少傾向にあるけど、
時代の変化でなくなるような職種ではなく、むしろ技術革新と共に重要性は増す分野なので、
そんなに暗いことはないと思ってます。
おすすめの転職先、今後の知財キャリアの形成
一般論としておすすめするほどのものはないので、個別に聞いてください!
ここまで書いてて思ったけど、やっぱり人によるって要素多いので、ぜひ相談に来られてくださいー。
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