ぷよぷよ PCネット対戦終了 新サービスを待望

過去のブログからの転載です。

貴重なPCでのネット対戦環境だった『ぷよぷよフィーバー ver2.0』が、2014年12月18日をもって終了します。

今でこそWiiやDSでぷよぷよをプレイしている人が多いでしょうが、メガドライブ等のSEGAハード亡き後、ぷよぷよを流行らせ(?)続けたのは、PCでネット対戦が出来るぷよぷよフィーバーの貢献が大きかったと思います。

ぷよぷよ「フィーバー」と言っていますが、実際には通ルールに比較的似ているクラシックルールのほうがコアな人気が高く、今回のニュースも、「ぷよぷよクラシック終了」という言われ方がよく聞こえました。

PCのオンライン対戦環境は。。

フィーバーの運営が終了してしまうと、PCでぷよぷよのネット対戦が出来る公式環境はなくなってしまいます。非常に残念。
ぷよぷよ「的」なネット対戦であれば、ぷよぷよVS、ぷよぷよFlash、2chぷよなどいくつかありますが、言うまでもなく、これらのサービスは厳密には違法です。セガさんの著作権と商標権を侵害しています。

ぷよぷよの著作権というと実は微妙で、ルールそのものは著作権で保護されないため、グラフィックを変えれば免れるようにも思いますが、大体はグラフィックもSEもコピーしているからアウトでしょうね。
グラフィックも、丸に目が付いただけのやつ(w)に著作物性が認められるのかという主張はありそうですが、著名ですしね。

ぷよぷよ

基本的には違法サービスですが、セガさんが黙認してくれているという微妙な状態です。

ゲーム分野でこれだけ海賊版が世に広がっているのは、ぷよぷよの他に少ないと思いますが、セガさんがどのような戦略を考えているのか、聞いてみたいです。
ぷよぷよは、コンパイル時代からのコアなファンが自主的に大会や対戦会を開くなど、草の根的な活動を続けているので、海賊版であってもユーザーを駆逐するような行動は控えているのかなと想像します。

とは言え、黙認されているだけの実質違法なサービス上では、大きな大会を開いたり対戦動画をネットに流すのも難しく、色々と議論を呼びます。運営元に対して黙認している状態で、ダウンロードしたユーザにいきなり責任が問われることは実態上考えにくいですが。。

新サービスを待望します

ゲームに限らず海賊版全体に言えることですが、海賊版対策の大きな問題は、「公式よりも海賊版のほうが便利なことが多い」という点にあるように思います。
ぷよぷよに限って言えば、今後PCでネット対戦をしようと思ったら、海賊版を利用するしかない状態になってしまいます。

私も熱心なぷよぷよファンの一人なので、しっかりと対価を払って、公式の便利な環境でゲームできることを望みます。

伝統的なパズルゲームなので、続編やDLCなどが作りにくくマネタイズが難しいのかもしれませんが、
フィーバー終了後も、PCでネット対戦をできる公式環境を、
できれば広告収入モデルあるいはフリーミアムモデル(原則無料)で、
通ルールが選べる状態で、リリースしてくれることを望みます。

広告収入モデルであれば、ぷよぷよのような変化の少ないゲームでも継続安定的な収入が見込めるはず。
原則無料でぷよぷよ人口の拡大を図りつつ、フリーミアムモデルにすればコアなぷよぷよファンはしっかり対価を払ってくれます。

そんな新サービスが出ることを待望しています。

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