完全版で揃えたい ~おすすめの名作漫画20選~
人生で大切なことは全部漫画から教わってきました。
よく漫画を読む大人が馬鹿にされることがありますが、私は、漫画は文化的な表現手段の一つだと思っています。小説や絵画や映画と同列に扱われるべきもの。
もちろん暇つぶしのような作品もありますが、後世まで残したいような「名作」もたくさんあります。
今回は、完全版コミックスで揃えておきたい、家の本棚に置いてあるとセンスが良いと思われる、何度も読み返したい、そんなお薦めの名作漫画を集めました。
できるだけ完結している作品から選んでいます。
寄生獣/岩明均
アニメ化、映画化と相次ぎましたが、やはりコミックスで読むのが一番。
寄生獣がすごいのは、発刊から何年たっても古くならない設定とストーリー。きっと10年後に読み返しても、やはり考えさせられ、涙するんだろうと思います。
うしおととら/藤田 和日郎
泣ける漫画ランキングを作るとしたら、不動のNo1はこの作品でしょう。
最後の5巻くらいからのラストスパートが半端ありません。
同じ作者の「からくりサーカス」とも悩んだのですが、やはり名作といえばうしろととらになるでしょう。
封神演義/藤崎竜
ジャンプで連載されていたのですが、ストーリーはジャンプらしくない本格派。
終盤のどんでん返しが素晴らしく、まさに名作と言える作品です。
風の谷のナウシカ/宮崎 駿
ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)
名作漫画といえば、これを外すわけにはいきませんね。
映画で有名なのでタイトルはもはや説明不要でしょうが、映画になっているのは全7巻のうち2巻くらいまで。
必読の名作です。
ヒカルの碁/ほった ゆみ, 小畑 健
これもジャンプの連載ですが、名作の名にふさわしい完成度です。
碁のことは全く分からずとも、読みながら震えてしまいます。
宇宙兄弟/小山 宙哉
まだ連載中なので、ここに含めるか悩みましたが、
それでも入れてしまえと思える程度に名作です。
MONSTER/浦沢 直樹
MONSTER 完全版(ビッグコミックススペシャル) 全9巻セット
浦沢直樹の作品はいずれも名作なので、どれを選ぶか悩みました。
マスターキートンやHAPPYやYAWARAも素晴らしい作品なのですが、やはり浦沢作品から名作を一つ選べと言われると、MONSTERということになるだろうと思います。
大きなストーリーを辿りながらも、個々のエピソードに感動します。
スラムダンク/井上 雄彦
SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)
バガボンドやリアルとも悩みましたが、完結しているというのもあり、またそうじゃないとしても、やはり不動の名作NO1はスラムダンクでしょう。
ドラゴンボール/鳥山明
DRAGON BALL STARTER BOOK 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
名作漫画集とくれば、ドラゴンボールは外せないかなと。
もはや説明は不要でしょうけど、たまに読み返すとやっぱり面白い。
僕といっしょ/古谷実
古谷実もどの作品を選ぶか悩んだのですが、僕といっしょが一番印象に残っています。
絵柄で読まず嫌いをしている方がいるかもしれませんが、一読の価値あり。
レベルE/冨樫義博
冨樫さんの作品の中で、一番少年向けじゃない作品だと思います。
幽遊白書と悩みましたが、こちらのほうが個人的には好き。
ピンポン/松本大洋
アニメのほうも素晴らしかったですね。原作ももちろん名作。
3月のライオン/羽海野チカ
これも連載中なので悩んだのですが、でも入れたかった。だって名作だもの。
ジョジョの奇妙な冒険/荒木飛呂彦
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
第1部あたりは、もはや教養として読んでおくべきレベル。
デスノート/大場 つぐみ, 小畑 健
DEATH NOTE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
間違いのない名作。
銀と金/福本 伸行
福本作品の中では、一番の名作はこれかなと思います。
タッチ/あだち 充
外せないですよね。もはや説明は不要かと。
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