IPFbiz

知財・ 会計・ビジネスニュース

3i研究会 中間報告

   

今日は、野崎さんのご招待で、3i研究会の中間報告会に参加してきました。

3i研究会は、INFOSTA主催・JST共催で、情報解析を研究している会です。

http://www.infosta.or.jp/seminars/3i_3_guidance/

メンバーは企業知財部が中心ですが、そのほかの部署の方も多数います。
知財情報を中心としながらも、その他の情報も加えた情報解析をされている点が特徴でしょうか。

3i

A,B,Cの3グループで、それぞれの検討テーマについての報告でした。


Aグループは、「2020年東京オリンピックに向けたMade in JAPAN 商品企画の提案」

Bグループは、「高知県の特性を生かした観光政策を検討し、地域の活性化案を提案する」

Cグループは、「老人のためのイノベーション」

 

商品企画に、観光政策に、イノベーションと、いずれもコテコテの知財ではない、面白そうなテーマでした。

様々な企業の方とチームを組んで検討するというのも面白そうです。

 

一つ、具体的に面白かったのは、Cチームの、特許情報と非特許情報との比較から、チャンスのあるテーマを探るというもの。
要するに、非特許情報の件数は多いけど特許情報の件数が少ないものは、ニーズに対して特許が足りていないテーマではないかということ。

前々職で特許分析をしているときも、補足的に論文や新聞の情報を組み合わせて分析することがありました。その時は、論文や新聞の情報は、特許情報の先行指標になるのではないかという仮説に立っていました。あとは、特許出願から公開まで1年半のタイムラグを埋めるためのものとして。

実際、特許と論文と新聞、後はWebなどの情報の性質として、何が何の先行指標になっているのかというのは、技術分野によっても異なるように思います。

その辺の話を、企業の垣根を超えて議論して検討していくというのは、面白そうですね。

 

中間発表の後の懇親会は、わいわいと楽しい感じでした。こういう集まりに行くと、久しぶりにお会いする方とも巡り合い、面白いものです。

知財情報の解析に興味のある方は、参加をご検討されてみてはいかがでしょう。

 

 - 特許

ad

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

ipfbiz300
勉強会の紹介 ~ドイツ特許制度の変革と産業競争力の関係 インダストリー4.0、IoT、オープン・クローズ戦略~

面白そうな勉強会があったので紹介します。以前に対談させて頂いた湯浅さん(Tech …

法制度改正と特許出願(技術書典)

技術書典(エンジニアのコミケ)に、技術と法律チームで出展して、薄い本を出します。 …

idea
発明の要旨と技術的範囲認定のダブルスタンダード リパーゼ判決と特許法70条2項の関係

特許発明は、特許請求の範囲の記載によって定められるものです(36条)。しかし、そ …

Googleの特許買収を調べてみた

googleによる企業買収のニュースが、毎週のように流れてきます。すごいペースで …

知財テック(IPTech)について

先日、リーガルテックマップなるものを見つけました。 先日クラウドサインの橘さん@ …

2020年の抱負

一年の計は元旦にあり! ということで、毎年恒例、今年の目標です。 ちなみに、昨年 …

特許の誤解 (上級編)

初級編に続いて、よく聞く特許の誤解の上級編です。   他社の拒絶された …

no image
知財黒字が1兆円超え!その実体は?

貿易赤字が続いている中、「知財収支」の黒字額が2013年度に初めて1兆円を超える …

今年の振り返りと来年の展望 ~会社を退職して独立開業します!~

今年も「法務系 Advent Calendar」に参加させていただきました!法務 …

アップル対サムスン特許訴訟 知財高裁大合議事件

日本における、アップルとサムスンの特許訴訟、注目されていた知財高裁の判決・決定が …